技術シンポジウム

第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回第9回第10回第11回第12回第13回第14回第15回第16回

第16回「自然災害に強いみちづくり ~交通機能を確保するために~」

私たちの生活は、自然災害と隣合わせにあり、今年の元旦に発生した能登半島地震のように、いつ甚大な被害をもたらす自然災害が発生するのか予期できません。私たちの使命は、災害発生時にいかに被害を軽減させるか、また生じた被害をいかに早く復旧させるかにあり、いつ発生するかわからない災害に常に備えておく必要があります。特に災害時の交通機能確保は、人命救助、被災地の復旧、物資輸送等に不可欠であり、最重要事項です。

本シンポジウムでは、『自然災害に強いみちづくり ~交通機能を確保するために~』をテーマに、産・官・学・民における災害時の交通機能確保・物資輸送の取り組みを紹介致します。災害発生時のオペレーションにより人や物の流れを確保し、被災地域をいち早く支援・復旧できるように各業界が取り組んでいることを紹介したうえで、頻発・激甚化する災害対応の強化を図っていくものと考えております。

産・官・学・民の防災・減災への新たな取り組みを確認し、みなさんで災害への備えについて考えていきたいと思います。

概要

・日 時 令和6年10月22日(火) 13:30~17:25(12:45開場)
・場 所 アクロス福岡B2F イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局,(公社)土木学会西部支部,
(公社)地盤工学会九州支部, (一社)九州橋梁・構造工学研究会,
(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部,
(一社)日本建設業連合会九州支部,(一社)九州地域づくり協会

プログラム

12:45 開場
13:30~13:35 開会/挨拶
13:35~14:10 講演1『道路網の多重化による災害時の道路網の機能確保および緊急物資支援システムの課題』
外井 哲志(福岡建設専門学校非常勤講師(元九州大学大学院工学研究院))
14:10~14:45 講演2『災害時の対応状況・交通機能確保に向けた取り組み』
石橋 賢一(国土交通省 九州地方整備局 道路部 道路情報管理官)
14:45~15:00 休憩
15:00~15:35 講演3『民間プローブカーデータを活用した災害時通行実績情報システムと今後の展望』
斉藤 祐司(特定非営利活動法人 ITS JAPAN 地域 ITS グループ 部長)
15:35~15:45 休憩
15:45~16:20 講演4『産官学連携による「道」の進化への期待~クラウド・AI時代の災害対応とDXの挑戦~』
西村 出(株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 執行役員 システム本部長 兼 株式会社セブン&アイ・ホールディングス グループDX副本部長)
16:20~16:30 休憩
16:30~17:05 講演5『NEXCO 西日本の防災への取り組み』
荒平 裕次(西日本高速道路株式会社 九州支社 保全サービス事業部長)
17:05~17:20 学生アイデア発表『Navi NEXCO』
道路工学実践教室 最優秀班
17:20~17:25 閉会/挨拶

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第15回 「技術者を育て 未来へつなぐ」

建設業に携わる人材の減少は少子高齢化により深刻さを増しており、技術者の約3分の1は55歳以上が占める状況です。一方で、建設業が「地域の守り手」としての役割をこれからも果たしていくためには、将来の建設業を支える担い手の確保が大きな課題となっています。

国が進める対策として、「魅力ある職場づくり」「人材確保」「人材育成」の3つの視点から国交省と厚労省の連携した取り組みやi-Constructionの推進などが挙げられます。多様な人材の活用、また職場環境の改善による人材確保に向け、社会全体が動き始めています。

本シンポジウムでは、若者や女性の建設業への進出および定着の推進に関する官・民・学の取り組みについてご紹介いただきます。また、若手技術者等の育成に向けた環境整備に関する取り組みについてご講演いただき、建設業のこれからの展望をみなさまと一緒に考えていきたいと思います。

概要

・日 時 令和5年11月1日(水) 13:30~17:20(12:45開場)
・場 所 アクロス福岡B2F イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局,(公社)土木学会西部支部,
(公社)地盤工学会九州支部, (一社)九州橋梁・構造工学研究会,
(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部,
(一社)日本建設業連合会九州支部,(一社)九州地域づくり協会

プログラム

12:45 開場
13:30~13:35 開会/挨拶
13:35~14:10 講演『大学における工業系教育の現状と将来の展望』
園田 佳巨(九州大学理事・副学長)
14:10~14:45 講演『九州地方整備局の技術力継承に向けて』
笠井 雅広(国土交通省 九州地方整備局 企画部長)
14:45~15:00 休憩
15:00~15:35 講演『学びなおしの環境整備を~人財育成に向けて~』
田中 清(第一復建株式会社 代表取締役会長)
15:35~16:10 講演『大成建設における社員教育に関する取り組み』
髙木 宏彰(大成建設株式会社 土木本部 土木企画部 企画室 室長)
16:10~16:25 休憩
16:25~17:00 講演『NEXCO西日本におけるダイバーシティ推進の取り組み』
小西 駒子(西日本高速道路株式会社 人事部 ダイバーシティ推進担当部長)
17:00~17:15 学生アイデア発表『高速道路でニュービジネス~地域密着!ハイウェイ温泉~』
井ノ坂 史弥、阪本 優平、JU YINGRUI(道路工学実践教室 最優秀班)
17:15~17:20 閉会/挨拶

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第14回 「インフラDXで人や社会は幸福になれるのか」

 社会全体として、DX(デジタルトランスフォーメーション)」への取り組みが推進されており、国土交通省では、2022年を「DX」による変革に取り組む「挑戦の年」として位置付けています。しかし、実際の社会においては、従来のアナログ中心の古いシステムから抜け出せていない状況にあります。そもそも「DX」とは何でしょうか?
 本シンポジウムでは、DX導入による交通インフラ分野への期待される効果などを紹介しながら、官・民・学における「インフラDX」の取り組み・今後の展望などを議論し、「インフラDXで人や社会は幸福になれるのか」について、一緒に考えていきたいと思います。

概要

・日 時 令和4年10月18日(火) 13:00~17:20(12:15開場)
・場 所 アクロス福岡B2F イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局,(公社)土木学会西部支部,
(公社)地盤工学会九州支部, (一社)九州橋梁・構造工学研究会,
(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部,
(一社)日本建設業連合会九州支部,(一社)九州地域づくり協会

プログラム

12:15 開場
13:00~13:05 開会/挨拶
13:05~14:15 基調講演『社会を豊かにするインフラとは?』
馬奈木 俊介(九州大学大学院工学研究院 環境社会部門 教授)
14:15~14:40 講演『NEXCO西日本におけるDXの取り組み』
松村 宜弥(NEXCO西日本 経営企画本部情報システム部長)
14:40~14:55 学生アイデア発表『学生が考えるインフラ DX』
道路工学実践教室 最優秀受賞者
14:55~15:15 休憩
15:15~17:15 パネルディスカッション
・パネリストによる話題提供
・インフラDXについて考える(討論)
 馬奈木 俊介(九州大学大学院工学研究院 環境社会部門 教授)
 森下 博之(国土交通省九州地方整備局 企画部長)
 渡邉 善太郎(株式会社スカイマティクス 代表取締役社長)
 小野 和美(古賀マネージメント総研株式会社 取締役)
 三谷 泰浩(九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター 教授)
 松村 宜弥(NEXCO西日本 経営企画本部情報システム部長)
17:15~17:20 閉会/挨拶

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第13回 「道路の未来~想像から創造へ~」

 ICT,AIなど先進的な情報技術が,これまで以上のスピードで進展しており,社会は,DXの推進に向けて大きく舵取りがなされています。一方で自然災害の激甚化・頻発化,さらには,新型コロナウイルス感染症の蔓延など,我々がこれまでに経験したことがないような事象が発生しています。このような社会環境の変化の中で重要な社会基盤の1つである高速道路の将来はいったいどのように変わっていくのでしょうか。
 本シンポジウムでは,将来を見据えた先進的な道路政策とその展望についてご紹介いただきます。また,現在のICTなどの情報技術を応用した自動運転支援システムや移動体検知システムの技術について,そのあり方や可能性をご講演いただき,これからの道路の未来について将来の道路をどのように創造するべきか,みなさまと一緒に考えていきたいと思います。

概要

・日 時 令和3年10月19日(火) 13:00~17:30(12:15開場)
・場 所 アクロス福岡B2F イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局,(公社)土木学会西部支部,
(公社)地盤工学会九州支部, (一社)九州橋梁・構造工学研究会,
(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部,
(一社)日本建設業連合会九州支部,(一社)九州地域づくり協会

プログラム

12:15 開場
13:00~13:05 開会/挨拶
13:05~14:15 基調講演『ニューノーマル時代の国土イノベーションとスマートウェイ』
牧野 浩志(一般財団法人 国土技術研究センター 研究主幹)
14:15~14:30 休憩
14:30~15:30 講演『情報技術の現状と展望~移動体検知技術と個人情報保護~』
西田 純二(株式会社社会システム総合研究所 代表取締役)
15:30~16:30 講演『“限定的な運転支援”からいつか“自動運転”へ—その遥かなる道程』
両角 岳彦(自動車評論家)
16:30~16:45 休憩
16:45~17:05 講演『進化2025(中期経営計画2025)の紹介』
山本 悟司(西日本高速道路株式会社 執行役員・経営企画本部 副本部長)
17:05~17:25 『高速道路×他業界』
道路工学実践教室ワークショップ 優秀班
17:25~17:30 閉会/挨拶

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シンポジウム配布資料

第12回 「交通インフラの利活用~まちと人を道でつなぐ未来づくり~」

人口減少、少子高齢化といった課題に直面している中で、わが国が持続可能な社会を実現するためには、各地域がそれぞれの特徴を活かしながら成長していく必要があります。また、最近では、新型コロナウイルス等の影響により、新しい価値観やライフスタイルを創出していくことが求められています。このような中で、都市と地域とのつながりを築き、人・モノの交流を支える交通インフラが望まれています。
本シンポジウムでは、九州各地の地域創生の事例について紹介します。地域に根ざした活動だけではなく、九州全体、さらには国内外への発信・展開を目指す取り組みについても紹介します。本シンポジウムを通して、地域創生に求められる交通インフラの役割や、次世代の新しい交通インフラの可能性について考えます。

概要

・日 時 令和2年11月12日(木) 13:00-17:10 (12:15開場)
・場 所 アクロス福岡B2F イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局,(公社)土木学会西部支部,
(公社)地盤工学会九州支部  (一社)九州橋梁・構造工学研究会,
(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部,
(一社)日本建設業連合会九州支部,(一社)九州地域づくり協会

プログラム

12:15 開場
13:00~13:05 開会/挨拶
13:05~14:05 特別講演『移動文化の変容がもたらす新しい地域社会像』
 坂口 光一
(一般社団法人 イドビラキ 代表理事、九州大学 名誉教授)
14:05~14:15 休憩
14:15~14:45 講演『世界があこがれる九州をつくる ~ with/after コロナの地元創生』
 村岡 浩司(株式会社 一平ホールディングス 代表取締役社長)
14:45~15:15 講演『応援・チャレンジの連鎖が地域を変える~ヒトに目線を合わせたまちづくり~』
 木藤 亮太(株式会社 ホーホゥ 代表取締役、株式会社 油津応援団 専務取締役)
15:15~15:45 講演『高速道路を活用した地域創生プロジェクト』
  濵野 昌志(西日本高速道路株式会社 九州支社 地域連携担当部長)
15:45~16:00 休憩
16:00~17:00 パネルディスカッション『地域の発展と高速道路への期待』
コーディネーター:坂口光一
パネリスト:村岡 浩司、木藤 亮太、濵野 昌志
16:50~17:00 閉会/挨拶

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シンポジウム配布資料

第11回 「九州の災害と社会インフラの防災」

近年、我が国では地震や豪雨、台風、火山噴火などに伴う自然災害が頻繁に発生し、甚大な被害をもたらすものも少なくありません。
物流や移動、エネルギー供給、情報通信にかかる様々な社会インフラは、我々の日々の経済活動を支えていますが、防災・減災機能とともに、災害発生時にはその機能の維持や早期回復が要求され、救助活動や復旧・復興活動を支える機能がより強く求められるようになっています。
本シンポジウムでは、九州でこれから起こりうる災害について学び、ご参加いただいた皆様とともに防災と危機管理の観点から改めてこれからの社会インフラのあり方について考えていきます。

概要

・日 時 令和元年10月30日(水) 13:30-17:00 (12:45開場)
・場 所 天神MMビル 9F イムズホール(福岡市中央区天神1-7-11)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局,福岡市,(公社)土木学会西部支部,
  (一社)建設コンサルタンツ協会九州支部,
(一社)日本建設業連合会九州支部,(一社)九州地域づくり協会

プログラム

12:45 開場
13:30~13:35 開会/挨拶
13:35~15:05 特別講演『九州の地震と火山噴火』
清水 洋
(九州大学大学院 理学研究院附属地震火山観測研究センター  センター長)
15:05~15:20 休憩
15:20~15:50 講演『災害時の交通マネージメントについて』
今田 一典(国土交通省九州地方整備局 道路部 道路情報管理官)
15:50~16:20 講演『衛星画像の防災利用
-九州域災害の事例紹介を交え-』
桐谷 浩太郎(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 衛星利用センター 主幹研究開発員)
16:20~16:50 講演『NEXCO西日本における降雨災害とその対応』
宗方 鉄生(西日本高速道路株式会社 九州支社 保全サービス事業部 技術防災担当部長)
16:50~17:00 閉会/挨拶

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シンポジウム配布資料

第10回 「次世代につなぐ社会資本のリニューアル~新たな価値の創造に向けて~」

我が国では高度経済成長期を中心に社会資本整備が進められました。これにより社会が大きく発展してきましたが、整備から長い期間が経過しており、少子高齢化、グローバル化、災害の大規模化・激甚化、インフラの老朽化などを背景に、多様化する新たなニーズや課題への対応が求められています。社会資本を賢くリニューアルすることで、機能を回復させるだけでなく、安全性・信頼性を向上させ、次世代につながる新たな価値を生み出せる可能性があります。本シンポジウムでは、様々な社会資本の再開発事業や更新事業を例に取り上げ、社会資本のリニューアルがもたらす効果について考えます。

概要

・日 時 平成30年11月1日(木) 13:00-17:00
・場 所 アクロス福岡 B2F イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省 九州地方整備局、福岡市、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部、
  (一社)九州橋梁・構造工学研究会、(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部

プログラム

13:00~13:05 開会/挨拶: 松田 泰治(九州大学大学院 工学研究院 教授)
13:05~13:35 講演『都市部のまちづくり』
 宮本 章信(福岡市 住宅都市部 都心創生部長)
13:35~14:05 講演『鶴田ダム再開発事業~ダム再生プロジェクト~』
 坂本 浩二(国土交通省 九州地方整備局 企画部 技術調整管理官)
14:05~14:20 休憩
14:20~14:50 講演『福岡空港 国内線ターミナルビル再整備事業について』
 中原 和浩(福岡空港ビルディング(株) 施設部 再整備担当課長)
14:50~15:20 講演『高速道路リニューアルプロジェクト』
 源谷 秋義(西日本高速道路(株) 九州支社 建設・改築事業部長)
15:20~15:35 休憩
15:35~16:50 パネルディスカッション『次世代につなぐ社会資本のリニューアル』

司会:松田 泰治(九州大学大学院 工学研究院 教授)

パネリスト:宮本 章信(福岡市 住宅都市部 都心創生部長)
坂本 浩二(国土交通省 九州地方整備局 企画部 技術調整管理官)
中原 和浩(福岡空港ビルディング(株) 施設部 再整備担当課長)
源谷 秋義(西日本高速道路(株) 九州支社 建設・改築事業部長)
佐川 康貴(九州大学大学院 工学研究院 准教授)

16:50~17:00閉会/挨拶

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シンポジウム配布資料

第9回 「チャレンジ 新技術 未来の高速道路に向けて」

我が国にはじめて高速道路が建設されて半世紀、社会的なニーズに合わせ変化し発展してきました.時代を追うごとに人やモノは活発に流通し、高速道路は国土の骨幹を担う社会基盤として機能しています.一方で、近年は巨大地震や集中豪雨による大規模災害の発生など、高速道路を取り巻く環境はより厳しくなりました。さらに、高速道路の老朽化も進み、安全・安心な高速道路の実現に向けて、その対応に迫られています。
本シンポジウムでは、こうした状況に対応するため、未来の社会を支える高速道路に必要な新技術について考えます。

概要

・日 時 平成28年10月28日(金) 13:30-17:00
・場 所 天神イムズ9F イムズホール(福岡市中央区天神1-7-11)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省 九州地方整備局、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部、
  (一社)九州橋梁・構造工学研究会、(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部

プログラム

13:30~13:35 開会/挨拶:日野 伸一 (九州大学副学長・大学院 工学研究院 教授)
13:35~14:05 講演『高速道路の新たな技術的取り組み』
 前 邦彦(西日本高速道路㈱ 建設事業本部 建設事業部長)
14:05~15:05 講演『応力発光技術を用いた鋼道路橋の疲労と腐食の最先端損傷評価』
 徐 超男(Chao-Nan Xu)(産業技術総合研究所)
15:05~15:25 休憩
15:25~15:55 講演『ウルトラファインバブルの界面工学的理解と応用』
 田中 敬二(九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授)
15:55~16:25 講演『3次元データによる高速道路トンネルおよびのり面の維持管理手法の提案』
 三谷 泰浩(九州大学大学院 工学研究院 附属アジア防災研究センター 教授)
16:25~16:55 講演『高速道路リニューアルプロジェクトについて』
 本山 和幸(西日本高速道路㈱ 九州支社 建設・改築事業部 改築課長)
16:55~17:00 閉会/挨拶:竹國 一也(西日本高速道路(株)技術本部 技術環境部長)

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第8回 「はじまる・ひろがる・めぐる 九州の高速道路・新時代」

九州初の高速道路として植木IC~熊本IC間が昭和46年に開通してから45年が経過しました。今年4月には、東九州道の椎田南IC~豊前IC間が開通し、九州の高速道路は延長約1,095kmと、さらにネットワークが広がりました。また、1日あたり約75万台が利用し、九州の社会・経済活動の一端を支えています。
平成28年熊本地震では、九州道と大分道の被災により高速道路ネットワークが途切れ、緊急物資輸送などに影響を与えました。改めて高速道路は現代社会に欠かすことのできない社会基盤であることを実感しました。
本シンポジウムでは、このように人・モノの交流を支える高速道路に期待される役割や将来の姿について考えます。

概要

・日 時 平成28年10月28日(金) 13:30-17:00
・場 所 天神イムズ9F イムズホール(福岡市中央区天神1-7-11)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省 九州地方整備局、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部、
  (一社)九州橋梁・構造工学研究会、(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部

プログラム

13:30~13:35 開会/挨拶:日野 伸一 (九州大学副学長・大学院 工学研究院 教授)
13:35~14:35 講演『ロジスティクスを支えるインフラの役割 -物流の歴史的変遷と、これからの課題-』
 苦瀬 博仁(流通経済大学 流通情報学部 教授)
14:35~15:05 講演『広域観光と交通インフラについて』
 高橋 誠((一社)九州観光推進機構 専務理事 事業本部長)
15:05~15:25 休憩
15:25~16:25 講演『九州地域のレジリエンス -インフラ整備・維持管理の視点から-』
 塚原 健一(九州大学大学院 工学研究院 附属アジア防災研究センター 教授)
16:25~16:55 講演『九州の高速道路について』
 北田 正彦(西日本高速道路(株)執行役員 九州支社長)
16:55~17:00 閉会/挨拶:竹國 一也(西日本高速道路(株)技術本部 技術環境部長)

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(敬称略)

第7回「九州の発展と交通インフラ」

九州の交通インフラは、今年で全線開通20周年を迎えた九州自動車道や、平成23年3月に全線開通した九州新幹線鹿児島ルートなど整備が進みました。整備された交通インフラは様々なストック効果を発揮しており、交通インフラ整備の進展とともに九州の経済も大きく発展してきました。
本シンポジウムでは、これまで整備してきた交通インフラのストック効果を最大限に発揮すべく、交通インフラをどのように活用すべきか、九州のさらなる発展を目指すには何が必要なのか、活発な議論を行いました。

概要

・日 時 平成27年10月27日(火) 13:00-17:00
・場 所 JR博多シティ9F JR九州ホール(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省 九州地方整備局、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部、
(一社)九州橋梁・構造工学研究会、九州旅客鉄道㈱

プログラム

13:00~13:05 開会/挨拶
第一部 基調講演(90分)
13:05~13:50 『九州の交通における現状と課題』
 大枝 良直 (九州大学大学院 工学研究院 環境社会部門 准教授)
13:50~14:35 『設備投資計画に見る、九州経済の発展性』
 青木崇 (㈱日本政策投資銀行 九州支店 企画調査課長)
14:35~14:55 休憩
第二部 パネルディスカッション(120分)
14:55~16:55 『九州のさらなる発展を目指した交通インフラの有効活用』

・コーディネーター
三谷泰浩(九州大学大学院工学研究院附属アジア防災研究センター 教授)

・パネリスト 6名
土井弘次(国土交通省 九州地方整備局 道路部長)
青木崇 (㈱日本政策投資銀行 九州支店 企画調査課長)
高橋誠 (一般社団法人 九州観光推進機構 専務理事 事業本部長)
渡邉太志(九州旅客鉄道㈱ 鉄道事業本部営業部 担当部長)
福永靖雄(西日本高速道路㈱九州支社 保全サービス事業部長)
大枝良直(九州大学大学院 工学研究院 環境社会部門 准教授)

・シナリオ
九州の特徴、魅力
九州のインフラ整備による効果
交通インフラを有効活用する取組み
さらなる発展に向けた取組み

16:55~17:00 閉会/挨拶

(敬称略)

開催状況写真掲載

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第6回「社会インフラを守る」

高度経済成長期に建設された構造物は老朽化が進行し、修繕を必要とする構造物は増加していく一方です。また、平成25年は、メンテナンス元年とも位置づけされ、道路法等の一部改正によって、構造物の点検方法や頻度が定められました。

技術者にとって維持管理や修繕は、これまで以上に重要課題となっております。

現在、どのようにメンテナンスが実施されているか、メンテナンスに必要な技術は何か。各業界の事例を紹介しながら技術者の技術交流の場になるよう、シンポジウムを開催いたしました。

概要

・日 時 平成26年10月27日(月) 13:00-17:30
・場 所 (公財)アクロス福岡 地下2階 イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省 九州地方整備局、福岡県、福岡市、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部、
  (公社)コンクリート工学会九州支部、(一社)九州橋梁・構造工学研究会、(一社)建設コンサルタンツ
  協会九州支部

プログラム

13:00~13:05 開会
第一部「九州大学とNEXCO西日本 産学連携の歩み」
13:05~13:25 『九州大学とNEXCO西日本 産学連携の歩み』
 日野 伸一 (九州大学副学長・大学院工学研究院教授)
13:25~14:25 『高速道路技術伝承と壬子会じんしかい技術者の足跡』
 前田 良刀 (九州大学連携教授・㈱ドーユー大地 代表取締役社長)
14:20~14:40 休憩
第二部「社会インフラのメンテナンス
14:40~15:10 『JR西日本における鉄道土木構造物の維持管理』
 村田 一郎(㈱レールテック 取締役 構造物事業部長)
15:10~15:40 『種子島宇宙センターとその設備保全について』
 小林  清((独法)宇宙航空研究開発機構 宇宙輸送ミッション本部射場技術開発室
技術領域リーダー)
15:40~16:10 『維持管理の現況と事例紹介』  
渡邉 芳弘(西日本高速道路㈱ 九州支社 保全サービス事業部 保全第二課長)
16:10~16:25 休憩
16:25~16:55 『コンクリート橋の凍結防止剤による塩害の現状と補修方法について』
 佐川 康貴 (九州大学大学院 工学研究院 准教授)
16:55~17:25 『産学学際研究による新技術開発の紹介』
 貝沼 重信 (九州大学大学院 工学研究院 准教授)
17:25~17:30 閉会

(敬称略)

開催状況掲載

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第5回「関門橋、40年の歴史とこれから」

本州と九州を結ぶ関門橋は、昭和48年11月に完成し今年40年を迎え、これまで二つの「架け橋」の役割を果してきた。

一つは、関門海峡を渡る九州の社会・経済活動に欠かせない大動脈としての「架け橋」であり、もう一つは、当時の我が国の最先端の橋梁技術と経験を関門橋建設に活かし、世界最高水準の本四架橋建設に結び付けた技術の「架け橋」である。

本技術シンポジウムでは、関門橋がこれまで40年間に亘って社会インフラとして果してきた役割を振り返るとともに、未来への「架け橋」としてのこれからを考える。

概要

・日 時 平成25年10月31日(木曜日)13:00~17:00
・場 所 北九州国際会議場  メインホール(北九州市)
・主 催 九州大学
・共 催 北九州市、西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部
  (公社)日本コンクリート工学会九州支部、(一社)九州橋梁・構造工学研究会

プログラム

13:00~13:05 開会/挨拶: 落合 英俊 (九州大学 理事・副学長)
第一部
13:05~14:25 特別講演:『インフラストックとしての高速道路ネットワーク-関門橋が果してきた役割-』
 大石 久和 ((一財)国土技術研究センター 国土政策研究所長)
14:25~15:00 休憩
14:30~14:55 『関門橋リフレッシュ記録2013』上映
第二部
15:00~16:55 パネルディスカッション:『関門橋、40年の歴史とこれからを考える』
 コーディネーター 玉川 孝道 (元西日本新聞株式会社 副社長)

・アドバイザー
大石 久和((一財)国土技術研究センター 国土政策研究所長)

・パネリスト
風間 徹 (元日本道路公団 東北支社長)
片山 憲一(北九州エアターミナル株式会社 代表取締役社長)
喜安 和秀(国土交通省 九州地方整備局 道路部長)
城水 悦子(株式会社 洋建築計画事務所 代表取締役)
日野 伸一(九州大学  副学長・大学院工学研究院 教授)
廣畑 浩司(西日本高速道路㈱ 九州支社 保全サービス事業部長)

16:55~17:00 閉会/挨拶: 本間 清輔  西日本高速道路株式会社 執行役員・九州支社長

 (以上、敬称略)

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第4回「社会インフラの防災と危機管理を考えるPart2」

~災害に強い九州の道を、今できること~
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東日本大震災から1年半が経過し地震の概要も明らかになっています。今後想定される大規模地震の再評価がなされ防災への取り組みの強化が求められている中、社会インフラの安全性への関心が高まり、その重要性が見直されています。

また、九州は台風などの風水害や火山噴火などの自然災害が多発しており、その備えも必要です。

道路ネットワークは道路交通システムという本来の役割に加えて災害時の被災地域への緊急車両の通行確保だけでなく地域の防災を担えるものとして再認識されています。

シンポジウムでは東日本大震災や今夏の九州北部豪雨災害とその後の復興・復旧状況を踏まえ、九州の道路を中心とした社会インフラの防災と危機管理について活発な討論を行いました。

概要

・日 時 平成24年10月17日(水)13:00~17:00
・会 場 JR博多シティ9階 JR九州ホール(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省 九州地方整備局、福岡県、福岡市、(社)土木学会西部支部、(社)地盤工学会九州支部、
  (社)日本コンクリート工学会九州支部、(社)九州橋梁・構造工学研究会

プログラム

13:00~13:05 開会/挨拶: 落合 英俊 (九州大学 理事・副学長)

第一部

13:05~14:20 特別講演:  巨大災害にどう向きあうか?~インフラのあり方と災害に対する
 『国民的インフォームド・コンセント~』
家田 仁 (東京大学大学院 教授)
14:20~14:40 報告 :『平成24年7月梅雨前線豪雨による災害』
塚原  浩一 (国土交通省 九州地方整備局 企画部長)
14:40~14:55 休憩

第二部

14:55~16:55 パネルディスカッション :『災害に強い九州の道を、今できること』

・コーディネーター
大塚 久哲(九州大学大学院 教授)
・パネリスト
塚原 浩一(国土交通省 九州地方整備局 企画部長)
猪狩 信浩(宮崎県防災士ネットワーク会長 防災士)
大坪 篤史(宮崎県危機管理局次長)
時枝 夏子(日本赤十字九州国際看護大学大学院)
藤本 秀勝(NEXCO西日本 危機管理防災担当部長)

 16:55~17:00  閉会

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第3回「社会インフラの防災と危機管理を考える」

~東日本大震災から学ぶ九州の高速道路あの安全性~
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2011年3月11日に東日本を直撃したマグニチュード9.0という未曽有の大地震と大津波、それに伴う福島第一原発の放射能漏出事故。多数の尊い人命とともに、人々の生活そのものが奪いとられました。東日本大震災で受けた人命や経済損失ともに、日本の安全神話の崩壊と政治・社会への信頼失墜はきわめて大きいといえます。台風や大水害、火山噴火なとの自然災害の多発する九州における高速道路などの社会インフラの安全性は大丈夫でしょうか。この機会に、社会インフラの防災と危機管理について考えてみませんか。

概要

・日 時 平成23年6月13日(月)13:00~16:40
・場 所 JR博多シティ9F JR九州ホール(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省 九州地方整備局、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部、
(一社)九州橋梁・構造工学研究会、九州旅客鉄道㈱

プログラム

13:00~13:05 開会/挨拶:日野 伸一 氏(九州大学大学院工学研究院長)
第一部 特別講演
13:05~14:35 『西日本における地震防災の在り方』
 土岐 憲三 氏(立命館大学 教授)
14:35~14:50 休憩
第二部
14:50~15:40 講演1:「東日本大震災における高速道路の被災状況と対応」
川添 卓司 (東日本高速道路(株) 建設事業本部建設部長)
15:40~15:55 講演2:「NEXCO西日本の防災に対する新たな取り組み」
角田 直行 (西日本高速道路(株) 保全サービス事業部長)
15:55~16:15 講演3:「東日本大震災の教訓」  
大塚 久哲 (九州大学大学院 教授)
16:15~16:35 講演4:「地理情報システム(GIS)を活用したのり面防災」
三谷 泰浩 (九州大学大学院 准教授)
16:35~16:40 閉会/挨拶:岸 洋正 (西日本高速道路(株) 執行役員技術本部長)

(敬称略)

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第2回「未来につなぐ九州の道」

~安心・安全な道路、今できることは?~
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どこまでも続く道。その先には海、山、まちがあり、そして未来の私たちがいる。
明るい未来のために、今、何ができるだろう。山地部や海岸線の多い九州では、道路は人・モノの流れを活発にし、経済の発展や文化の交流を支えてきました。多くの道路は建設から数十年が経過し、少しずつ痛んできています。道路はこれからもずっと、安全なのでしょうか。
本シンポジウムでは、子供たちに安心・安全で明るい未来を引き継ぐために、今、私たちができることを見つめ直し、インフラ整備・観光・地域づくりなどの観点から道路の維持管理に関する幅広い議論を行いました。

概要

・日 時  平成22年7月10日(土)13:30~17:00
・会 場 イムズホール(福岡市中央区天神1-7-11-11F)
・主 催 九州大学
・共 催 西日本高速道路株式会社
・後 援 国土交通省九州地方整備局・福岡県・福岡市

プログラム

13:30~ 開会/挨拶:日野 伸一(九州大学大学院 工学研究院長)

第一部

13:40~15:00 基調講演:「高齢化していく道路インフラとの付き合い方」
藤野 陽三 (東京大学大学院 教授)
特別講演:「湯布院の活性化のために」
桑野 和泉 (由布院温泉「玉の湯」社長)
15:00~15:20 休憩

第二部

15:20~17:00 パネルディスカッション :「未来につなぐ九州の道 ~安心・安全な道路,今できることは?~」

・コーディネーター
日野 伸一(前掲)
・パネリスト
桑野 和泉(前掲)
藤野 陽三(前掲)
玉川 孝道(㈱西日本新聞会館 社長)
濱砂 圭子(㈱フラウ 社長)
岡本 博 (国土交通省 九州地方整備局 局長)
久保 晶紀(西日本高速道路㈱ 九州支社 支社長)

(敬称略)

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第1回「100年をつなぐイノベーション」

~安全・安心な九州のハイウェイをめざして~
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高度経済成長期に建設された莫大な数の道路構造物を安心・安全,かつ経済的に維持管理するためには,学際的研究に基づいた技術開発が必要とされます.そこで,九州大学と西日本高速道路㈱(略称:NEXCO 西日本)は,組織的な連携協力体制を強化すべく,包括的な連携協力協定を締結しました.
本フォーラムは,技術者と研究者の情報交換の場として,九州の高速道路の歴史,道路構造物の耐震照査法や補強方法,老朽化の現状を踏まえた課題点や高速道路の情報システムなどをテーマとして開催致します.構造物の整備・維持管理に携わる産官学の方々に多数ご参加頂ければ幸いです.

概要およびプログラム

・日 時 平成21年12月15日(火) 13:30~17:05
・会 場 九州大学西新プラザ 大会議室(福岡市早良区西新2-16-23)
13:30~13:45 開会挨拶:九州大学とNEXCO 西日本の連携協定について
 日野伸一(九州大学大学院工学研究院長)
13:45~14:30 九州の高速道路の歴史とその技術的課題
 久保晶紀(NEXCO 西日本 九州支社長)
14:30~15:15 NEXCO における新技術開発の現状と課題
 角 昌隆(NEXCO 西日本 技術部長)
15:15~15:30 休憩
15:30~16:00 ねじりを受けるRC 部材の耐震照査法と補強方法
 大塚久哲(九州大学大学院工学研究院 教授)
16:00~16:30 鋼道路橋の腐食損傷の現状と防食における課題
 貝沼重信(九州大学大学院工学研究院 准教授)
16:30~17:00 GIS の高度利活用をめざす高速道路情報システムの提案
 江崎哲郎(九州大学大学院工学研究院 教授)
17:00~17:05 閉会挨拶
 川上一志(NEXCO 西日本 九州支社 副支社長)

(敬称略)

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